PROJECT UK

INTERVIEW

自分の発想を仲間と共有し
形にしてお客様に認めてもらう。
それがディレクターのやりがいです。
ディレクター 梅野 拳弥
DIRECTOR KENYA UMENO
仕事の進め方、お客様に喜んでもらう姿勢…、
たくさん学ばせてもらいました。
PROJECT UKに入社したきっかけを教えてください。
地元でWebディレクターとして働いていたのですが、その時は正直あまり仕事にやりがいを感じていなくて…。今振り返ると、人から言われた通りに、そのまま動くだけで、仕事に対して自分なりの考えをもたずに『作業』としてこなしていたように思います。
そんな頃、東京で働く兄から「自分の会社を立ち上げる」という話を聞きました。兄に自分の実情を話したところ「じゃあ、一緒にやってみるか?」となったんです。東京に出て、環境を変えてみたいという気持ちもありましたし、信頼できる兄が道筋を作ってくれている事業だという安心感もありました。「もし、うまくいかなかったら、また地元に戻ればいいか」という楽な気持ちで、この事業に参加することになりました。
お兄さんが社長ということについては、どう思いましたか?
年が離れているので、昔から兄というよりも親戚の叔父さんのような感覚なんです(笑)。兄は中学生の頃からパソコンの前に座って、黙々と何かを作って人に見せることが好きでした。その影響を受けて私もWeb制作に興味をもったので、兄弟でこのビジネスをスタートできたことは感慨深かったです。
開業時から兄はこの分野での経験が豊富だったので、そのノウハウはもちろんのこと、仕事の進め方や、お客様に喜んでもらうことを何よりも大切にする姿勢など、学ばせてもらう機会が多かったです。これを忠実にやっていけば、うまくいくだろうなという確信は、当初からありました。
例えば、それはどんなことですか?
お客様のニーズを先回りして、先方から言われる前に準備をしていくことですかね。打ち合わせの席で「こんなもの、作れないかな?」とお客様からご要望が出された時、「実はもう作ってみたんですけれど…」と、梅野がさりげなく用意してきたアイデアを提案すると、「さすがですね!」と驚かれることがありました。「あっ、この人はこうやってお客様の信頼を得ているんだな」と感じさせられました。これは自分も真似しなければと思いましたね。
外部パートナーと協力して
可能性を広げるのがディレクターの醍醐味です。
現在担当している、お仕事の内容を教えてください。
Web制作のディレクターとして働いています。お客様からご要望をヒアリングし、それをもとに構成をつくります。同時に納品までのスケジュールを立て、お客様と共有した後、デザイナーやコピーライター、コーダーなど、外部の制作パートナーに具体的な指示を出すという流れです。
以前は「やりがいを感じなかった」というディレクター業ですが、
PROJECT UKでの仕事でイメージは変わりましたか?
最初のうちはやはり戸惑いがありました。でもいろいろな案件に取り組んでいるうちに、次第に自分なりの発想が湧き、「こんなのやったら面白いんじゃない?」と仲間と共有できるようになりました。自分なりのイメージを素直に発信し、それをお客様に認めてもらえる。そしてそれが実装できれば、仕事が楽しくなる。
もともと私は、デザインからコーディングまでを自分一人でするのが好きだったのですが、何人かのパートナーの力を借りて制作を舵取りするディレクター業の奥深さを知ってからは、充実した仕事ができています。
どのあたりにディレクションの「奥深さ」を感じますか?
制作の仕事では、1から10まで自分で考え、自分で手を動かすのは限界があります。作業ごとに分解し、それぞれの分野のスペシャリストに任せ、自分はそれをオーガナイズする役割に徹することで、一人では考えつかなかったアイデアに出逢ったり、「時間がない」「スキルがない」「お金がない」とあきらめていたことが実現できたりと、生産物の幅がぐんと広くなる。そこがディレクター業の面白さ、やりがいだと、今では感じられるようになりました。
やわらかい働き方でも、
制作物に対しては手堅く進める社風です。
これから入社を考えている方にオススメできる、
PROJECT UKのよいところはどんなところでしょう?
働き方の多様性ですね。基本的に自分の仕事、役割さえ果たしていれば、仕事をする場所や時間は、ある程度自由に裁量することができます。時々「緩すぎて大丈夫?」と、働いている側が心配になるぐらい(笑)。仕事のしやすさ、効率を最優先に、社長がいろいろと考えてくれています。
時間や場所にとらわれずに仕事をしていると、
スタッフの関係性が薄れるということはありませんか?
それはありません。それぞれが自分の案件と向き合っていますが、それが放置されることはありません。定期的にお互いの状況を共有し、困っていることに対して一緒に解決方法を考えたり、もっと面白いものにしようと意見を出し合ったりと、仕事の悩みを一人で抱え込むことがないようにしています。そのコニュニケーションには、必ず社長が入ってくれるので、安心です。やわらかい働き方でも、制作物に対しては手堅く進める社風になっています。
そんなPROJECT UKの仲間たちと、今後やってみたい仕事はありますか?
現在は不動産という高額な商品を宣伝するWeb案件が多いので、「高級」や「上品」といったイメージの制作物が多いのですが、個人的には動物やキャラクターを使った可愛らしいものも作ってみたいなと思います。少しずつ、PROJECT UKが得意とするジャンルを広げていきたいですね。
その表現方法についてもWebという形にとらわれず、これまで自分たちが培ってきた技術をフル活用して、映像やゲームなどの分野にも進出していければ楽しいですね。