PROJECT UK

INTERVIEW

私たちのつくるデザインやギミックが、
Web業界の流行になるような
ムーブメントを起こしたいですね。
ディレクター 田中 力也
DIRECTOR RIKIYA TANAKA
久しぶりのクリエイティブ職でしたが
仲間のサポートで乗り切りました。
PROJECT UKに入社するまでのキャリアについて教えてください。
専門学校でデザインを学んだ後、CG素材のデザインを手がける会社に就職しました。しかしそこが残念ながら閉鎖となり、デザインの仕事を離れることに……。そこから10年以上は、法律事務所や不動産会社の事務、営業として働きました。
PROJECT UKに入社したきっかけは？
転職を考え始めた頃、専門学校時代から顔なじみだった社長の梅野と再会したんです。その時、案件が増えてきて、それを担当するディレクター人材が足りないという話を聞きました。最初はWebデザインのディレクションという仕事を理解していなかったのですが、梅野に話を聞くと、そのクリエイティブな仕事内容に、燻っていた“モノづくり”への興味が湧いてきました。またPROJECT UKがメインとしているクライアントが不動産関連ということもあり、今までの不動産業界での職務経験が活かせるのではと思ったことも大きかったです。
クリエイティブの仕事は久しぶりということには、不安はありませんでしたか？
IllustratorもPhotoshopも10年ぐらい触っていなかったですから、そこは正直不安でした。でもわからない部分は、周りが親身になって教えてくれたこともあり、すぐに感覚を取り戻せました。ディレクションという仕事は初めてでしたが、クライアントのニーズや想いを汲み取って、デザイナーや動画クリエイター、コーダーなどに指示し、スケジュールとクオリティを管理するという流れは、これまで自分が経験してきた一般的な営業職と変わりないので、割とスムーズにできたかと思います。
Web制作の仕事は
お客様と感激を共有できるのが魅力です。
入社から一年半が経過して、Webディレクターとしての仕事にも慣れてきたのではないですか？
そうですね。お客様との対面での折衝がなかなか難しいご時世ですが、私は可能な限り現場に足を運んで、コミュニケーションを取るようにしています。いろいろなお客様と直接お目にかかることで、より深い意思疎通を図るようにしています。
これまでのお客様とのやりとりで、印象に残っているエピソードはありますか？
大きなブランドサイトのリニューアル案件を担当したことがありました。お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、試行錯誤を重ねながらコストやスケジュールなどの条件と望まれる仕様の擦り合わせを続けて、最終的にはお客様に満足いただける形で納品することができました。その際「ホームページが変わると、会社自体がそのイメージに向かって動けるような気がします。その方向性を素敵につくってくださり、ありがとうございます」という言葉をかけてもらったんです。その時は本当に嬉しかったですね。今までの仕事でも、もちろんお客様に喜んでもらう場面は多々ありましたが、Web制作のディレクションではお客様と一体となってモノづくりをしていく印象が強い。その分、できあがった時の感激や、「ありがとう」という言葉の重みを強く感じることができるのだと思います。
そのあたりが、Webディレクターという仕事のやりがいでしょうかね。
そうですね。そして制作したWebサイトが、お客様のビジネスの成果に結びつくことができれば、さらに嬉しいと思います。
PROJECT UKオリジナルの
世界観を創造したい。
PROJECT UKで働いてみて、やりやすいと感じるところはどこですか？
仕事をやる上での一番の優先順位を「効率の良さ」に置いているところだと思います。「仕事とは、IT企業とは、こうあるべき」という先入観や慣習にとらわれずに、「どうすれば短時間に、質の良い仕事ができるか」だけを考えて、社長が率先して仕事環境を整えてくれます。時差通勤だったり、在宅ワークだったり、マスコミや世間で取り上げられる前から、私たちは実践していました。
社長が率先して職場の環境を考えてくれるというのは、働く側としてはどうですか？
ありがたいですね。「満員電車で通勤することにエネルギーを使うのはナンセンス。朝は在宅でできることを処理してから、昼ぐらいに出社して、みんなでランチしてから仕事しよう」なんて社長が言う会社、なかなかないと思います。それも自分の考えを押し付けるのではなく「こんな方法だともっと効率アップすると思うけど、みんなはどう思う？」と必ず聞いてくれる。自分がやりたいようにやるのではなく、みんながやりやすいように考えてくれるという姿勢が、社員から信頼される理由だと思います。
そんな会社の仲間たちと、今後仕事で挑戦してみたいこと、成し遂げたいことなどを教えてください。
私たちのつくるWebのデザインやギミックが、その後のWeb業界の流行になるような、大きなムーブメントを起こしたいですね。若い感覚で、常に新しいコンテンツを開拓していく集団でありたいと思います。10年先、20年先、今のWebという概念は大きく変化しているでしょう。そこで存在感を示していくためには、これまで以上に自由な発想で、いろいろなことに挑戦していくことが大切です。会社の規模を大きくすることにこだわるのではなく、日本中、世界中にコネクションを広げて、ともに考えや仕事を柔軟に共有できる“つながり”を広げていきたい。星の数ほどあるWeb制作会社の中で、「PROJECT UKオリジナル」と呼ばれるような独自の世界観を創造したいと思います。
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